こんにちは。裁断本買取センターの南です。
今回は自己紹介第2弾ということで、私が古本ビジネスを始めたきっかけを書かせていただきます。
はじめて古本の売買をしたきっかけは、大学2年生の頃。経済学部の学生だった私は高いお金を払って分厚い教科書を新品で購入していました。この教科書代がお金のない学生にはとても負担で、しかも使うのはテストの前だけ。古本屋さんに売りに行っても二束三文で買い叩かれて…。
で、私は大学前にあった古本屋さんに頼み込み、棚の一角を貸していただき、不要になった教科書をかき集めて陳列し、売上の数%をその古本屋さんにお支払いするという条件で古本ビジネスを始めました。
集客のためにビラまき等をして、あれよあれよという間に完売。テストが終わるとすぐにそのまま教科書を売りに来る学生も現れ、好循環が生まれ、古本屋オーナーさんからとても感謝されました。
これが私の古本ビジネスとの出会いです。
もちろん、売値や買値の付け方、見極めなど、商売の難しさも学ばせてもらいました。
今となれば、一学生に棚を貸していただいたオーナーさんの懐の深さには、本当に感謝ですね。
大学卒業後は、普通に就職し、営業職に従事していますが、あの原体験が忘れられず、改めてきちんと古物商許可証を取得し、このサービスを始めています。
※写真は当時お世話になったお店です。今も営業されています。